もりもりのつぶやき

感音性難聴/21/思った事を気まぐれ書いていきます

独身でいるなら

  この先ずっと独身でいるならいつの日かゴールデンレトリバーを飼いたいと思った。

  彼を色んな所へ連れて行ってあげるんだ。

彼が見た事もないような景色を

彼が聴いた事のないような音楽を

彼が嗅いだことのない匂いを

彼が食べたことのないような食べ物を

彼が感じたことのないような感情を

この広いひろい世界を

彼と旅してみたいものだ。

ドライブがてら助手席に乗せて、ね。

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湘南が遠くなっていく

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湘南が遠くなっていく ふたり遭難し続けてこのまま

まるで湘南ぬけたら何もない 不思議な地球儀のうえに

 何度目かの夕立が

  七尾旅人さんの曲「湘南が遠くなっていく」の一節だ。テラスハウス最終回のBGMにもなったこの曲。海辺で夕日に黄昏ながらこの曲を聴いていると静かなアコギの音と七尾旅人さんの優しい声に耳が包み込まれるようだ。

 この曲を聴いて湘南に行きたくなった。蝉の鳴く早朝に友達を乗せ、Def TechのMy Wayをかけて長い旅路を行く。湘南まではおよそ三時間半。いや渋滞を考えるなら四時間以上はかかるだろう。スチャダラパーサマージャム'95にケツメイシのカリフォルニーetc...夏に車内でかけたい曲はいっぱいある。音楽は最高だ。

 昼前に着いたならウインドウガラスを開けて湘南の道沿いを走る。広がる海に夏の風。車内のテンションはMAX。江の島大橋を通り車を停めて街並みを歩く。江の島岩屋やシーキャンドルからの景色等、見所は沢山だ。折角、江の島に立ち寄ったなら江ノ島電鉄にも乗りたいところだ。

 それから昼過ぎにサザンオールスターズ桑田佳祐さんの故郷にあるサザンビーチ茅ケ崎へ行き"茅ケ崎サザンC"で"C"をする(笑) 夏の強い日差しに照らされながら海水浴を楽しんで空は夕暮れへ染まっていく。疲れ切った友達を乗せてエンジンをかけハンドルを切る。

 そしてかけるのがこの曲だ。「湘南が遠くなっていく」。日焼け顔してうたた寝する友達を横目に僕は帰路を運転する。どこまで行っても夕日と海は綺麗でいいものだ。

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ヨドバシカメラ人事部のブログ(2015)を読んで

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matome.naver.jp

 この記事で紹介されているブログの内容は2015年にリクナビサイトでヨドバシカメラ人事部が公開したものだ。新人も経験者も社会人なら誰もが考えさせられる内容だと感じる。

  どの分野においても初心者の時期は必ず通るものだ。勿論楽しいことばかりではないし時には壁にぶつかり苦悩することもあるだろう。その時、問題から逃げてしまっては一生その問題に追われることになるかもしれない。

 ブログの中で「楽・安定」を求めて公務員になると言い出したKさん。問題から目を背けていることに中々自分では気づけないのかもしれない。Kさんの好きなゲームの話を例えてそのことに気づかせた人事部の話は当時の社会人に反響があり話題になった。それから五年の時が流れても記事は残り続け、私のように胸を打たれる社会人がいる。そしてこれからも社会に迷う誰かの目に留まるのだろう。それ程にこの人事部の話は深く、人事部の経験を物語っていると感じる。

 そしてもうひとつ、人事部担当がKさんに贈った話がある。私もいつの間にか忘れてしまった"情熱"についてである。ここでもたとえ話で野球部の一年生は地味な筋トレや球拾いなどの雑用をこなすという時期がある。華のある三年生に比べたらきついことも多いだろう。それでも彼らが野球部を辞めないのはきついことの先にある成功への信念、そして情熱を持っているからだ。

 この世の中、自分はこういう人になるのだ、というこだわりを持ち"情熱"を掲げる人は時に冷やかされる。特に社会人になってからは尚更だ。もしかしたら自分も知らない間に自分で自分の情熱を冷やかしているかもしれないのだ。それくらい生きることに情熱を失くし、ただ仕事をこなすだけの社会人が多いように感じる。

 学生の時誰もが"情熱"を掲げたかもしれないが、社会というものは選択肢が実に多く自由である。自分で道を選べるからこそその道には自分で選んだ責任とその道への情熱を持ち続けないといつか躓くことになるだろう。今、ここで出来ることを"情熱"をもって生きていこう。